【2020秋最新】らっこがいる水族館全4館・6頭を紹介!絶滅危惧種のラッコが見舞われている高齢化問題とは?

【2020秋最新】らっこがいる水族館全4館・6頭を紹介!絶滅危惧種のラッコが見舞われている高齢化問題とは?

2020.11.3更新

現在日本では4つの水族館で6頭のラッコが飼育されています。ネット上には様々な情報がありますが、「5館」「6館」「8頭」といった情報は古いものになります。

かつては100頭以上飼育されていたラッコは現在たった6頭に。高齢化問題が深刻になっています。

今回はラッコが飼育されている水族館とラッコを取り囲む問題についてみていきましょう。

ラッコを飼育している水族館(2020.11.3現在)

※のとじま水族館で飼育されていたラッコ「ラスカ」は2020年9月12日に推定25歳で亡くなりました。

人間の年齢で100歳越え。国内最高齢の大往生でした。安らかにお眠りください。

生前のクータン Photo by Azao Mart

鳥羽水族館

寒冷な地域に生息するラッコに対応するためとても涼しい水槽で1個体が飼育されています。

当のラッコ本人は細い毛の間に空気をためることで高い保温性を得ているのです。

鳥羽水族館は海獣王国です。特に絶滅が心配されるジュゴンの展示は日本でもここだけです。

【基本情報】

開館時間:9:00~17:00(夏季延長あり)

休館日:年中無休

入館料:大人¥2500
    小中学生¥1300
    3歳以上¥600
    65歳以上¥2200

アクセス:JR・近鉄鳥羽駅より徒歩10分

鳥羽水族館の公式HPはこちら

のとじま水族館(ラッコ展示休止中)

※2020年9月、ラスカの死亡によりラッコの展示を中止しています。

北陸を代表する水族館です。希少なラッコだけでなくジンベエザメを飼育展示していて目玉になっています。

ラッコ水槽では1個体を展示していて,お食事タイムには飼育員さんによる楽しい解説を聞けますよ♪

写真提供:のとじま水族館

【基本情報】

開館時間:夏季9:00~17:00
     冬季9:00~16:30

休館日:12月29日~31日

入館料:高校生以上¥1890
    3歳以上¥510

アクセス:和倉温泉より車で20分,バスで約30分

のとじま水族館の公式HPはこちら

アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドは日本最大のパンダ王国です。なんと6頭ものパンダを飼育しているんですよ♪

アドベンチャーワールドは動物園・水族館・遊園地・サファリエリアすべてが揃っている総合テーマパークです。

広大な敷地で丸一日過ごせますよ♪

ラッコは1個体飼育しています。

【基本情報】

休館日:水曜日(繁忙期は無休)

入館料:大人¥4800
    中高生¥3800
    4歳以上¥2800
    65歳以上¥4300
※ほかにも2日連続入園券あり

アクセス:JR紀勢本線白浜駅よりバスで約10分

アドベンチャーワールドの公式HPはこちら

須磨海浜水族園

神戸市にある比較的大型の水族館です。

こちらではラッコを2頭飼育しています。

2頭とも20歳を超えていて,人間の年齢でいうと100歳を超えていますがまだまだ元気!これからもたくさんの癒しを届けてほしいですね♪

【基本情報】

開館時間:9:00~17:00

休館日:2020年12月1~3日・9日・16日

入館料:大人¥1300
    高校生¥800
    小中学生¥500

アクセス:須磨海浜公園駅より徒歩5分

須磨海浜水族園の公式HPはこちら

マリンワールド海の中道

九州を代表する水族館です。

リニューアル工事もあり内装はとてもきれいになっています。

ラッコを2頭飼育しています。2頭とも仲がいいですよ♪

日本で最も若い2頭であり、繁殖に向けた日本最後の望みの綱になっています。

【基本情報】

開館時間:9:30~17:30(夏季延長あり)

休館日:2月の第一月曜日及びその翌日

入館料:大人¥2350
    小中学生¥1100
    3歳以上¥600
    65歳以上¥1880

アクセス:JR香椎線・海ノ中道駅より徒歩約5分

マリンワールド海の中道の公式HPはこちら

絶滅危惧種としてのラッコ

生前のクータン Photo by Azao Mart

日本の水族館を襲うラッコの高齢化問題

いま日本にいるラッコはみな高齢化してしまっています。20歳を超える個体がほとんどで,人間換算で100歳越えです。

いま日本で最も若いのはマリンワールド海の中道のラッコでそれぞれ8歳と12歳です。

現在繁殖に期待がかかるのはこの2頭だけといえるでしょう。

日本のラッコ展示は全盛期には国内で100頭以上いましたが,今や風前の灯火。どうしてこんなにも減ってしまったのでしょうか。

減り続けるラッコ

ラッコは野生でもかなり個体数が減少しています。

近年ではカムチャツカ半島からアメリカ西岸に生息していますが,生息地の分断などが確認されていて,心配されています。

アメリカの保護政策により,新たにラッコの輸入が禁止されているためラッコの高齢化に伴い飼育数がどんどん減ってしまっているのです。

また日本では繁殖を目的としているため,去勢済みのラッコは輸入していません。

しかし去勢済みでもラッコを受け入れてラッコ展示を続けるべきだという専門家もいます。

私自身,せっかく日本が培ったラッコの飼育スキルが失われてしまうのは非常に痛手だと思います。

実は日本にも生息している!?日本で見られる野生のラッコ

ところでラッコの生息域を調べてみると,ギリギリ北海道東部が含まれています。

北海道のラッコ目撃情報について面白い報告を見つけました。

北海道襟裳岬におけるラッコ(Enhydra lutris)の生息について

こちらの報告によると襟裳岬や納沙布岬において来遊個体が増加傾向にあるんだとか。

これはもともとの生息域でウニの密漁が相次ぎ,餌を求めて日本近海まで来ているのではないかという説もあるようです。

北海道の中でもラッコに会える確率が特に高いスポットをこちらの記事で紹介しています!

野生ラッコの聖地?!北海道霧多布岬

北海道霧多布岬(きりたっぷみさき)では実はラッコの目撃が相次いでいます。

https://www.instagram.com/p/CEnbvgTgBLq/?igshid=goh2o2luk5jv

ラッコは荒波を好みますので,もともと目撃が少ない種です。

繁殖も確認されているとのことなので,個人的にラッコが来遊ではなく定着していると考えて良いと思います。

霧多布岬についてはこちらの記事もあわせてどうぞ!

「日本の「岬」人気ランキングBEST25!風光明媚な岬が勢ぞろい!」

まとめ

いかがでしたか?

ラッコといえばだれもが姿を思い浮かべることができます。これは日本中の水族館にラッコがいたからというのも大きいでしょう。

このまま状況が変わらなければ10年ほどでラッコは見られなくなってしまう可能性が高いです。

今のうちにラッコに会いに行くとともに,ラッコの保全に関してできることを個人個人がしていくことが重要ですね。

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