東京から最短25分!洋上の楽園伊豆大島の魅力,歴史,自然を紹介!

東京から最短25分!洋上の楽園伊豆大島の魅力,歴史,自然を紹介!

都心から最も近い洋上のオアシス,伊豆諸島最大の島である伊豆大島の紹介をしていきます!

伊豆大島の観光マップ

伊豆大島要所マップ Illustration by Azao Mart

伊豆大島ってどんな島?

伊豆大島の地形

伊豆大島はだいたい楕円型の島で,中央に活火山三原山がそびえています。

三原山 Photo by Azao Mart

三原山は巨大なカルデラを有しています。またかるでらの中に中央火口丘(内輪山)として三原山山頂があります。複雑な形をした火山なのです。

近年でも噴火を起こしていて,土壌も火山性の土地になっています。

島の東側は険しい崖になっているところが多い一方で,島の西側には海水浴場もあり比較的になだらかな土地になっています。

伊豆大島の自然

伊豆大島の在来種として「イタチ」「アカネズミ」「オカダトカゲ」がいます。また伊豆大島に住む「クロハト」は国の天然記念物です。また外来種ですが,「リス」「キョン」も見られます。

植生も本土とは変わっていて,様々な固有種がみられます。「オオシマザクラ」「オオシマツツジ」などがその例です。

特産品として「椿」「明日葉」の群生が多いのも伊豆大島の大きな特徴です。

椿 Photo by Azao Mart

伊豆大島の歴史

約8000年前から人が住んでいるという伊豆大島に関する記述は西暦600年頃までさかのぼります。

当時は伊豆大島は有名な流刑地でした。保元の乱で敗れた源為朝も伊豆大島に流されています。為朝が当時生活していたという施設が現在ホテルとしてまだ残されています。

こうした流刑地としての歴史は江戸時代まで続きました。そして明治期の入ると定期航路が開設されて,伊豆大島には文豪などを含めた様々な人が来島するようになります。

戦時中はアメリカ軍の上陸に備えて集団疎開も実施されました。

伊豆大島の歴史は別の意味では災害の歴史ともいえるでしょう。

近年では20~30年おきに中規模の噴火をくりかえしています。最後の噴火は1990年です。

また2013年に台風26号による土砂崩れで多くの人が犠牲になりました。

絶対に外せない観光地

三原山お鉢巡り

火口をとりかこむ内輪山は尾根に沿って1周できるようになっていて「お鉢巡り」と呼ばれています。

火口からは今も湯気が立っているので眺めは非常にダイナミックです。

三原山山頂は,恒常的に風が非常に強いところです。また霧も頻繁に発生します。こちらの写真は筆者が実際に訪れたときの写真ですが,視界がほぼありません。

本当は正面に三原山が見えるはずでしたが,,,Photo by Azao Mart

お鉢巡りの時には防寒をしっかりして,歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。

バスや車で行けるのは外輪山までです。その近くにある茶屋からはだいたい40分ほどの登山でお鉢巡りのスタート地点に到着します。お鉢巡りは1周約1時間です。

三原山裏砂漠

国土地理院の発行する日本の地図のなかで「砂漠」とつくのは実はここだけです。

噴火によって一度草が消えた後,強すぎる風によって新たに種が根付かず今も荒涼とした黒い砂漠が広がっています。

都会ではまず体感できない不思議な景色は必見です。

裏砂漠 Photo by Azao Mart

お鉢巡りから大島温泉ホテルまでの遊歩道の道中にあります。この遊歩道は通しで歩いて約1時間です。

都立大島公園

春には椿祭りが開催されるほか,併設する椿園では様々な種類の椿を楽しむことができます。

動物園も併設されていてなんと入場無料です。

見どころは溶岩の上にたてられている広大なバーバリーシープです。荒々しい岩肌の上を飛び回っています。

またバードフライングケージもかなりの大きさでクジャクをはじめとする鳥たちを間近にみることができます。

都立大島公園 Photo by Azao Mart

あまり紹介されていませんが,大島公園から泉津までの海岸沿いは5.5kmの海岸遊歩道になっています。こちらも眺めが素晴らしいのでおすすめです。

海岸遊歩道 Photo by Azao Mart

波浮港

波浮港見晴らし台より Photo by Azao Mart

野口雨情作詞,中山晋作作曲の「波浮の港」で一躍有名になりました。

もともと波浮の港は火山湖でしたが,江戸時代の大津波で海と繋がりました。その後,工事で港として開港し,入り組んだ港の眺めが絶景と話題になったのです。

川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台になった旅館もあり,昔ながらの街並みが残る港町です。

波浮の街並み photo by Azao Mart

地層切断面

元町港から波浮への道中の通り沿いにあります。

地層切断面 Photo by Azao Mart

高さは24メートル長さはなんと630メートルもあるかなりのスケールの地層です。

大島一周道路の工事中に偶然発見されたものです。

愛称は「バームクーヘン」で島民によって大切に保護されています。

温泉

火山島なだけあって,島内には多数の温泉施設があります。このうち日帰り入浴できる施設をいくつか紹介します。

①大島温泉ホテル

島内最大のホテルで三原山の外輪山に建っています。三原山の絶景を眺めながら入ることのできる唯一の温泉となります。

大島温泉ホテルの公式HPはこちら

②愛ランドセンター御神火温泉

火山三原山のことを崇拝の意味を込めて伊豆大島では御神火(ごじんか)と呼びます。

この施設には25メートル温泉プールをはじめとする様々な種類の温泉が用意してあります。水着必須ですのでお忘れなく。

愛ランドセンター御神火温泉の公式HPはこちら

③元町浜の湯

男女混浴露天風呂です。海に沈む夕日を眺めることができます。

こちらも水着必須です。

元町浜の湯の公式HPはこちら

島内の移動手段

大島バスがメインとなります。

大島バス Photo by Azao Mart

大島バスは以下の4路線を運行しています。

  • 元町港~岡田港~大島公園
  • 元町港~地層断面~波浮港~大島陸上競技場
  • 入港地~三原山山頂口
  • 大島公園~三原山山頂口

当日の入港地によりますが,岡田港⇔元町港は使うことが多いと思われます。約30分370円です。特に宿泊施設は元町地区に多いので,岡田港入港の日には利用することになるでしょう。一部便は大島空港を経由します。

また,三原山へは一部便(元町港発)を除いて,その日の入港地発着になります。

大島バスは1日・2日乗車券があります。1日乗車券は2050円,2日乗車券は3100円で乗り放題になります。特に三原山山頂口へは港から片道900円しますので複数観光地を回るときにはおすすめです。

また早朝に着く大型客船に合わせて,大島公園・三原山・元町港・波浮港方面へ接続バスがあります。料金は同じで一日乗車券も購入できます。

乗り遅れだけ気を付けてくださいね。

伊豆大島へのアクセス

東海汽船の大型客船

さるびあ丸岡田港 Photo by Azao Mart

東京竹芝桟橋から約6~7時間です。往路が夜行,復路は昼行です。

さるびあ丸は2020年6月に引退し,新造船「3代目さるびあ丸」が就航予定です。

なお天候によって入港地が岡田港か元町港か変わります。出航後に決まることもありますので,どっちでも大丈夫なように準備しておきましょう。

東海汽船の高速ジェット船

岡田港 Photo by Azao Mart

東京竹芝桟橋から約2時間,熱海港から約45分です。季節によって,久里浜港・館山港・稲取港・伊東港に寄港する便もあります。

セブンアイランド「愛」「虹」「友」「大漁」の4隻が就航しています。

新造船「結」が2020年7月に就航予定です。

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新中央航空

調布飛行場から大島空港まで定期便が出ています。

1日2~4便が運航されていて,所要時間は25分です。

上空高く上がる前に調布についてしまうため,都心を低空で飛行することから,非常眺めのいいフライトとして有名です。

まとめ

伊豆大島はジェット船によって大変身近な島になりました。都会とは全く違う空気感が人気になっています。

気候がやや厳しかったりもしますが,のんびりするのにはとてもおすすめの島です。伊豆大島から伊豆諸島デビューする人も少なくありません。

是非遊びに行ってみてください!

伊豆大島への船について詳しく書いてある記事はこちらです!

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