日本の長距離フェリー総まとめ!車も運べるフェリー旅はメリットだらけでコスパ最強の移動手段!?

日本の長距離フェリー総まとめ!車も運べるフェリー旅はメリットだらけでコスパ最強の移動手段!?

一昔前の長距離フェリーといえば,小汚いぎゅうぎゅうの雑魚寝で,高波で揺れてと確かにイメージはあまりよくなかったかもしれません。

しかし近年のフェリーはとても綺麗につくってあります。揺れも想像よりはるかに少なく快適に乗船できる時代になっているんですよ!

敷居の高い豪華クルーズ船の代わりに,手軽にファミリーでもプチクルーズを楽しめることから新たな移動手段としてブームになりつつあるんです!

船旅のすゝめ―フェリーは利点だらけ

photo credit: rapidliner 2019-03-16,太平洋フェリー「きそ」 via photopin (license)

①寝ているだけで目的地!?コスパ最強の移動手段

長距離フェリーはいまやれっきとした「動くホテル」です。清潔感はもとより,大浴場やレストレンが併設されているフェリーがほとんどです。

さえぎるものなく大海原を眺めながら入るお風呂は最高ですよ!

フェリーのお風呂で海を眺めていたらトビウオを見つけたよ!

ホテルとしても十分すぎるほど良い設備ですが,移動手段も兼ねているのでコスパ最強です!

陸路で移動して宿泊することを考えると,安く快適に移動出来て朝起きたら目的地なんてすばらしいですよね。

太平洋フェリーいしかり Photo by Azao Mart

②360度大海原の絶景!

天候が良ければ甲板に上がれる船は多いです。360度大海原なだけでなく上空もさえぎるものなく大空!気分爽快ですよ!

さらに筆者的おすすめは出航のときです。

離岸した瞬間の「陸から離れる不安」と「航海に対する期待」の入り混じったなんともいえない感情はここでしか味わうことができません。

瀬戸内航路などでは通過する橋を下から眺める楽しみもあるよ!

いつも通勤したり生活していた街が遠くなっていくと,「都会はせかせかしてるなあ」としみじみ思えます。

photo credit: rapidliner 2019-03-16,太平洋フェリー「きそ」 via photopin (license)

③運転せずに楽々マイカーも運べる!

私はもっぱら徒歩利用ですが,もちろん車を積み込むこともできます。

旅行先でも慣れた愛車でドライブしたいという人はとても多いと思います。

フェリーなら載せてしまえば目的地までのんびり過ごしているだけで,愛車と旅行できてしまいます。

これは非常に画期的なことですね!

photo credit: Norio.NAKAYAMA さんふらわあで鹿児島大隅の旅 取材 PR via photopin (license)

日本の長距離フェリーマップ

【日本全国の航路マップ】

【瀬戸内周辺の航路マップ】

他にも中距離夜行フェリーや離島フェリーは多数あります。別の記事でたっぷり解説したいと思います!

長距離フェリー各社の紹介

①新日本海フェリー

  • 小樽-舞鶴
  • 小樽-新潟
  • 敦賀-苫小牧東港
  • 敦賀-新潟―秋田―苫小牧東港(経由便)

日本海唯一の長距離フェリーで,航路も多いのが特徴です。

展望大浴場・サウナ完備で,大海原を見ながらゆったりお湯につかることができます。

また【すずらん・すいせん・らべんだあ・あざれあ】には展望露天風呂も併設されています。これはうれしいサービスですね。

レストランが2つと,軽食コーナーもあります。ワンランク上のディナーで豪華クルーズ気分を味わいたいときには「グリル」が良いでしょう。

舞鶴-小樽航路

所要時間:約21時間

運航日:毎日※運休日あり

使用船:はまなす・あかしあ

新潟-小樽航路

所要時間:約16時間

運航日:毎日※運休日あり

使用船:らべんだあ・あざれあ

敦賀-苫小牧東港航路

所要時間:約20時間

運航日:毎日※運休日あり

使用船:すずらん・すいせん

敦賀-苫小牧東港航路(経由便)

所要時間:苫小牧東港~秋田 約11時間

     秋田~新潟:約7時間

     新潟~敦賀:約12時間

運航日:苫小牧東港~秋田 毎日※運休日あり

   秋田~新潟 毎日※運休日あり

   新潟~敦賀 週1便

使用船:らいらっく・ゆうかり

新日本海フェリーの公式HPはこちら

②太平洋フェリー

名古屋-仙台―苫小牧西港

フェリーいしかり@名古屋港 Photo by Azao Mart

従来の長距離フェリーのイメージとは全く異なり内装,外装ともに綺麗です。

フェリー「いしかり」はフェリー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

また,新造船「きたかみ」も鮮烈デビュー!プロジェクトマッピングも備えていてさらに進化したフェリーを楽しむことができます。

筆者的おすすめは名古屋~仙台間の僚船すれ違いです。すれ違いの時にはみんな甲板にあがって対向船の人たちと手をふりあいます。

とても温かい気持ちになることができますよ!

※仙台~苫小牧航路でもすれ違いはありますが,夜間のため見えません。

名古屋-仙台―苫小牧航路

所要時間:名古屋~仙台 21時間40分

     仙台~苫小牧 約15時間

     名古屋~苫小牧(仙台経由) 約40時間

運航日:名古屋~仙台 隔日※運休日あり

    仙台~苫小牧 毎日※運休日あり

使用船:名古屋~仙台 いしかり・きそ

    仙台~苫小牧 いしかり・きそ・きたかみ

太平洋フェリーの公式HPはこちら

③商船三井フェリー

大洗-苫小牧

関東圏の人が渡道の際に使うフェリーです。夕方便と深夜便の二種類を運航しています。

夕方便は夕方出発し翌日の午後到着します。内装も含めてファミリー向けといえるでしょう。

深夜便は深夜に出発し翌日の夜到着します。こちらはトラックのドライバーの方がよく使っているような印象です。

大洗-苫小牧航路

所要時間:夕方便大洗→苫小牧 17時間45分

     夕方便苫小牧→大洗 19時間15分

     深夜便 18時間(両方向ともに)

運航日:週6日

使用船:夕方便 さっぽろ・ふらの

    深夜便 しれとこ・だいせつ

商船三井フェリーの公式HPはこちら

④オーシャン東九フェリー

東京-徳島―新門司

2016年に新造されたシンプルフェリー4隻が使用されています。東京港を発着する唯一の長距離フェリーです。

シンプルフェリーは余分なものがないシンプルな設計になっていて,洗練された内装によりゆったり船旅を楽しむことができます。

※レストランがないので注意してください。ラウンジや自販機はあります。

東京-徳島―新門司航路

所要時間:東京→徳島 約17時間30分

     徳島→新門司 約15時間

     新門司→徳島 約14時間20分

     徳島→東京 約18時間10分

     ※曜日によって異なる

運航日:毎日※運休日あり

使用船:しまんと・びざん・どうご・りつりん

オーシャン東九フェリーに公式HPはこちら

⑤宮崎カーフェリー

宮崎-神戸

宮崎へ就航するフェリーです。展望大浴場,サウナ,レストラン完備でうれしいですね。

早割などを利用すれば格安に移動できます。寝ている間に目的地に到着しているので動くホテルとしても最適ですね!

宮崎-神戸航路

所要時間:神戸→宮崎 約14時間 ※曜日によって異なります。

     宮崎→神戸 約12時間20分

運航日:毎日※運休日あり

使用船:こうべエキスプレス・みやざきエキスプレス

宮崎カーフェリーの公式HPはこちら

⑥名門大洋フェリー

大阪南港―新門司

コストパフォーマンスの良いフェリーです。

1日に約3時間間隔で2便あるので,行程にあう便を選べるのもうれしいですね。

両方向ともに17:00,19:50出航です。

大阪南港―新門司航路

所要時間:約12時間30分

運航日:毎日

使用船:きょうとⅡ・ふくおかⅡ・おおさかⅡ・きたきゅうしゅうⅡ

名門大洋フェリーの公式HPはこちら

⑦阪九フェリー

  • 新門司-泉大津(大阪)
  • 新門司-神戸

2020年にはせっつ・やまとの2隻の新造船が神戸航路に就航します。

非常に楽しみですね。

朝,到着後の船内でちょうどよい時間までゆっくりできる「ゆっくりステイ」というサービスもあります。とてもありがたいサービスですね。

新門司-泉大津航路

所要時間:12時間30分

運航日:毎日

使用船:いずみ・ひびき

新門司-神戸航路

所要時間:12時間30分

運航日:毎日

使用船:せっつ・つくし(2020年6月末よりつくしに代わりやまとが就航します。)

阪九フェリーの公式HPはこちら

⑧フェリーさんふらわあ

  • 大阪-別府
  • 神戸-大分
  • 大阪-志布志(鹿児島)

船体の太陽の模様が特徴的ですね。

2022年に大阪―大分航路に新造船の導入が決まっています。最新のクリーンエネルギーを搭載していて,従来船よりもサイズアップします。楽しみですね。

大阪-別府航路

所要時間:11時間50分

運航日:毎日

使用船:さんふらわあ あいぼり・こばると

神戸-大分航路

所要時間:11時間20分

運航日:毎日

使用船:さんふらわあ ゴールド・パール

大阪-志布志航路

所要時間:約15時間 曜日によって異なります。

運航日:毎日

使用船:さんふらわあ さつま・きりしま

さんふらわあフェリーの公式HPはこちら

まとめ

以前と比べると海上の勢力図はかなり変わりました。今回紹介した以外にも離島便など,夜行フェリーはまだまだあります。

単なる安い移動手段という認識だけでなく,プチクルーズとして利用するケースが増えてきてフェリーは今後もますます拡大していくでしょう。

一方で,昨年は宇高連絡船廃止など悲しいニュースもありました。原油価格高騰も追い打ちをかけているようです。

フェリーを支えるためにできることはただ一つ。

船に乗ろう。


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